入れ歯外来

Mouth health

マーメイド歯科では、入れ歯外来を設けています。
「食べる事は生きること」、ある学会で発表されたデータでは、70歳以上の高齢者を対象に調査をしたところ、臼歯部(奥歯)がある群とない群では、転倒率に大きな差があるという発表がされました。よく噛んで食事をすることだけではなく、奥歯のかみ合わせは、つまづいた時などに「踏ん張る力」になるということや、奥歯を使って噛むことによって認知症を予防できたり、進行を遅らせるというデータもあります。

しかし、多くの入れ歯使用患者様にとって、自分の歯があったころとおなじように違和感なく使用できる入れ歯というのはなかなかないのではないでしょうか。

入れ歯は義歯といい、義手や義足と同じような人工物になります。どうしても新しい入れ歯を使い始めるときは、新しい靴を履くと靴づれがおきるように、痛いところができたり、噛んだ時に痛みを感じたり、バネが外れていまい、ゆるかったりする事が多くあります。

マーメイド歯科では、オーダーメイドデンチャーとして、保険で作る入れ歯から、自由診療の入れ歯まで、患者様の生活スタイルやご希望に応じた入れ歯を作成します。

入れ歯は作成して終わりではなく、その入れ歯を痛みなく使用して頂くことが大大切と考えます。
入れ歯の種類を少しご紹介しますと、①保険で作成するレジン床の入れ歯(金属のバネがついています)②金属床の入れ歯(自由診療)③ノンクラスプデンチャー(自由診療)などがあります。

保険の入れ歯は、もっともメジャーな保険診療で作成することが可能な入れ歯です。自己負担金は少なくてすみますが、上顎の部分のレジンの厚みや、入れ歯自体の大きさが気になり、慣れるまでに時間がかかることもあります。

金属床の入れ歯は、上顎部分が金属でできていますので、薄くつくることが可能です。すなわち、違和感が少なくて、また患者さんによっては食事の際の味の感じ方が違うと仰る方もいます。

ノンクラスプデンチャーは、部分入れ歯ですが、保険で作成する入れ歯には、金属のバネがかかり、それを気にする方も多くいます。この入れ歯のいい所は、バネがななく、カチッと装着するタイプの入れ歯ですので、見た目がとても自然で、一見、入れ歯をしているように見えません。審美的にもおすすめな入れ歯になります。

このほかにも、入れ歯にはたくさんの種類があります。患者様ご自身にあった入れ歯を相談させて頂き、しっかりと食事がおいしくできるような入れ歯を患者さんとともに考えて、治療に関わらせて頂きたいと思います。